液体ガラスとは?
液体ガラスは景観、インフラ、建築をはじめ、これまでにない新たな領域での木材利用に可能性を秘めた新しい技術です。
微粒子化(コロイド化)シリケート組成液に改良を重ねることで有機物との密着性を向上。着色性、伸縮性、屈曲性に優れ、環境付加も少なく、建築物の長寿命化・無害化を成し遂げる製品です。
技術革新
液体ガラスという無機質素材を活用し、木材の特性である呼吸をすることや調湿効果を生かしつつ改質し、新たな付加価値を創造する技術開発に成功しました。
生木木材への改質
TGT処方(Triple Glass Treatment)
杉・檜の原材料は、
①木ごころ(液体ガラス含浸)
+ ②木あじ(ガラス系シーラー塗装)
+ ③テリオスウッド(木質系ガラストップコート)
木ごころ
- ・水は通さず空気は通します
- ・腐らずシロアリの発生もありません
木あじ
- ・トップコートの密着性と耐候性の向上
- ・場合により着色も可能
テリオスウッド
- ・表面硬度の向上
- ・防汚性能の向上
劣化木材の処方
- 液体ガラスファンデーション -
WGF(Double Glass Foundation)
既存の建築物や製品を蘇らせる液体ガラス工法。
現場にて老朽化した材料を清掃し、
液体ガラスで新品によみがえらせる技術。
STEP1
劣化した木材に対し
プライマーの塗布を行う
STEP2
コロイダルシリカと触媒が
プライマーと反応し、
短時間で水酸化カルシウムと反応を起こす
STEP3
触媒の存在下、常温でセラミックのカルシウムシリケートが形成される
木ごころは木材に
永遠の命を与えます
針葉樹林の形成層には仮導管と呼ばれるパイプが詰まっており、水分や養分を葉へ送る役割を担っています。
この管の細胞壁にナノレベルのコロイドガラスを浸透密着。
木材は通気性を保ちながら、より機能的な素材に生まれ変わります。
6ヶ月間の屋外使用でも
これだけの差がでてしまいます
写真左は無塗装。
写真右はTGT(トリプル・液体ガラス・トリートメン)工法が施されています。
日本の過酷な
屋外環境において対応可能
液体ガラスに木材を漬け込むだけで、木の中の細胞に液体ガラスが入り込み、水の侵入を防ぎ空気は通します。
したがって腐らない、白蟻に食われない、変色しない、といった木材の欠点を全て改質できます。一般の塗装とは違い被膜が剥離することがありません。
また、既存の建物への塗布も可能で、神社仏閣の清掃塗布処理を行えば、一度処理した木材は長期間にわたりメンテナンス等が不要となります。
洗ってもすぐ汚れてしまうと
思っていませんか?
せっかくきれいにしてもすぐ汚れてしまう。
かなり傷んでいるので修復できるかわからない。
こんな悩みは今までの改修方法に問題がありました
液体ガラスは無機質のガラスをナノ粒子にし、
木材の中まで浸透しているので、水が入らないので一般の塗装のように剥がれることがありません。
水が入らないので白蟻も来ない、腐らない、変色もしません。
Before
After